BTOパソコンとは?初心者にもわかりやすく解説!メリット・デメリット、選び方のポイント

「BTOパソコン」という言葉を聞いたことはありますか?パソコンの購入を検討していると、よく目にする言葉かもしれません。しかし、「BTOって何?」「普通のパソコンと何が違うの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、「BTOパソコンとは何か?」という基本的な疑問から、そのメリット・デメリット、どんな人におすすめなのか、そして失敗しない選び方のポイントまで、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。BTOパソコンについて理解を深め、あなたに最適な一台を見つけるための参考にしてください。

BTOパソコンとは?基本的な仕組みを理解しよう

まずは、BTOパソコンがどのようなものなのか、基本的な仕組みから見ていきましょう。

BTO(Build to Order)の意味

BTOとは「Build to Order」の略で、日本語に訳すと「受注生産」という意味になります。つまり、BTOパソコンとは、注文を受けてからパーツを組み立てて製造されるパソコンのことを指します。

家電量販店などで販売されている多くのパソコン(メーカー製PC)は、あらかじめ決められた構成で大量生産されています。一方、BTOパソコンは、CPUやメモリ、ストレージなどの主要なパーツを、顧客が自分の好みや用途に合わせて選択・カスタマイズできるのが最大の特徴です。

注文内容が決まってから組み立てが開始されるため、在庫を持たずに済むことや、最新のパーツを組み合わせやすいといった特徴もあります。

メーカー製PCや自作PCとの違い

BTOパソコンは、メーカー製PCと自作PCの中間に位置づけられる存在と言えます。それぞれの違いを比較してみましょう。

特徴BTOパソコンメーカー製PC(既製品)自作PC
カスタマイズ性高い(パーツを選べる)低い(構成はほぼ固定)非常に高い(パーツを自由に組み合わせられる)
価格帯パーツ構成により幅広い。コスパが良い傾向同スペックならやや高めになる傾向パーツ次第。知識があれば安く抑えられる
納期注文から数日~数週間在庫があれば即納可能パーツ集めや組み立てに時間がかかる
組み立てメーカー(ショップ)が行うメーカーが行う自分で行う
保証・サポートメーカー(ショップ)の保証・サポートありメーカーの保証・サポートありパーツごとの保証のみ。トラブルは自己責任
ソフトウェアOSのみ、または最小限。追加オプションあり便利なソフトがプリインストールされていることが多いOSを含め、すべて自分で用意する必要がある
専門知識パーツの知識はある程度必要だが、組み立て不要ほぼ不要パーツの相性や組み立てに関する深い知識が必要

BTOパソコンは、メーカー製PCの手軽さと、自作PCの自由度を良いとこ取りした選択肢と言えるでしょう。専門的な組み立て知識は不要でありながら、自分の希望に近いスペックのパソコンを、比較的コストパフォーマンス良く手に入れることができます。

BTOパソコンのメリット:なぜ選ばれるのか?

BTOパソコンが多くのユーザーに選ばれる理由は、そのメリットにあります。具体的にどのような利点があるのか見ていきましょう。

自分好みにカスタマイズできる自由度の高さ

最大のメリットは、パーツを自由に選択・カスタマイズできる点です。

  • 用途に合わせた最適化: 例えば、高性能なグラフィックボードを搭載して快適なゲーミングPCを組んだり、大容量メモリと高速CPUで動画編集に特化したPCを構築したりと、自分の使い方にぴったりのスペックを実現できます。
  • 不要な機能・ソフトの排除: メーカー製PCにありがちな、使わないプリインストールソフトや機能を省くことができます。これにより、ストレージ容量を節約でき、動作も軽快になります。必要なソフトだけを選んでインストールできるため、無駄がありません。
  • デザインの選択肢: ケースのデザインや色、LEDライティングなど、性能だけでなく見た目にこだわれるBTOメーカーも増えています。自分だけのオリジナルな一台を作れる楽しみもあります。

このように、細かなニーズに合わせて構成を調整できるため、満足度の高いパソコンを手に入れることができます。

高性能なパーツを比較的安価に入手できるコストパフォーマンス

BTOパソコンは、コストパフォーマンスに優れている点も大きな魅力です。

  • 適正価格での提供: BTOメーカーは、パーツメーカーから直接あるいは大量にパーツを仕入れることで、コストを抑えています。また、受注生産のため過剰な在庫を持つリスクが少なく、その分を価格に反映させやすい傾向があります。
  • 無駄のない構成: 自分でパーツを選べるため、オーバースペックな部分や不要な機能を削り、必要な部分にお金をかけるといった、賢い構成が可能です。結果として、同等のスペックのメーカー製PCと比較して、安価に購入できるケースが多くあります。
  • 最新パーツの導入: BTOメーカーは最新パーツの取り扱いが早い傾向にあります。新しい技術や高性能なパーツを、比較的早い段階で、適正な価格で手に入れることができます。

予算内で最大限のパフォーマンスを引き出したいと考えるユーザーにとって、BTOパソコンは非常に合理的な選択肢となります。

組み立ての手間や知識が不要

自作PCはパーツ選定から組み立て、OSのインストールまで全て自分で行う必要があり、専門的な知識と時間、そしてある程度のリスクが伴います。

一方、BTOパソコンなら、パーツを選ぶだけで、組み立てや動作確認はメーカー(ショップ)が責任を持って行ってくれます

  • 専門知識が少なくても安心: パーツの相性問題や組み立て中の破損といったリスクを心配する必要がありません。初心者の方でも、安心して高性能なパソコンを手に入れることができます。
  • 時間の節約: 自分で組み立てる時間を節約できます。注文後は、完成したパソコンが届くのを待つだけです。

「PCのスペックにはこだわりたいけれど、自分で組み立てるのは不安…」という方に最適な方法です。

メーカー保証やサポートが受けられる安心感

自作PCの場合、トラブルが発生した際は原因を自分で特定し、パーツごとに保証を確認・対応する必要があります。これは初心者にとっては非常にハードルが高い作業です。

BTOパソコンは、完成品としてメーカー(ショップ)の保証やサポートが受けられます

  • 一貫したサポート: パソコン全体が一つの製品として保証対象となるため、万が一の故障や不具合が発生した場合でも、購入したBTOメーカーに問い合わせれば対応してもらえます。電話やメールでのサポート窓口が用意されていることがほとんどです。
  • 保証期間: 通常1年程度の保証が付いていることが多く、オプションで保証期間を延長できるメーカーもあります。安心して長期間パソコンを使用したい場合に心強いサービスです。

購入後のトラブルに対する不安を軽減できる点は、大きなメリットと言えるでしょう。

BTOパソコンのデメリット:注意すべき点

多くのメリットがあるBTOパソコンですが、いくつか注意すべき点もあります。購入前にデメリットも理解しておきましょう。

注文から納品までに時間がかかる場合がある

BTOパソコンは受注生産のため、注文してから手元に届くまでにある程度の時間が必要です。

  • リードタイムの発生: パーツの在庫状況や組み立てラインの混雑具合によって異なりますが、一般的に数日から数週間程度の納期がかかります。人気モデルやセール期間中は、さらに時間がかかることもあります。
  • 即納モデルとの比較: 家電量販店などで販売されているメーカー製PCは、在庫があればその日のうちに持ち帰ることも可能です。「すぐにパソコンが必要」という場合には、BTOパソコンの納期がネックになる可能性があります。

ただし、BTOメーカーによっては短納期モデルを用意している場合もあります。急いでいる場合は、各メーカーの納期情報をよく確認しましょう。

パーツの選択肢がメーカーによって制限されることがある

自由にカスタマイズできるのがBTOパソコンの魅力ですが、選択できるパーツの種類やメーカーは、BTOメーカーによって制限されています

  • 取り扱いメーカーの偏り: 特定のメーカーのパーツしか選べなかったり、最新のパーツの取り扱いが遅かったりする場合があります。
  • カスタマイズ範囲の制限: CPUやグラフィックボードは選べても、マザーボードや電源ユニットの種類は限られている、といったケースもあります。細部まで徹底的にこだわりたい場合は、自作PCの方が自由度は高くなります。

希望するパーツ構成が可能かどうか、複数のBTOメーカーのカスタマイズメニューを比較検討することが重要です。

完成品のイメージが掴みにくい場合がある

メーカー製PCは店頭で実機を確認できますが、BTOパソコンは基本的に注文前に実物を見る機会が少ないです。

  • Webサイトでの確認が中心: ケースのデザインや質感、大きさなどは、Webサイト上の画像やスペック情報から判断することになります。写真だけでは細かな部分が分かりにくく、実際に届いたらイメージと違った、という可能性もゼロではありません。
  • レビューの重要性: 購入者のレビューや、PC専門メディアのレビュー記事などを参考に、実際の使用感や見た目について情報を集めることが大切です。一部のBTOメーカーはショールームを設けている場合もあります。

特にデザインや設置スペースを重視する場合は、慎重な確認が必要です。

細かいパーツ交換や増設は自己責任になる場合も

購入後のメモリ増設やストレージ交換などは、比較的容易に行える場合が多いですが、メーカーによっては、ケースを開封した時点で保証対象外となる可能性があります。

  • 保証規定の確認: パーツの交換や増設を行う前に、必ず購入したBTOメーカーの保証規定を確認しましょう。どこまでのカスタマイズが保証範囲内なのかを把握しておくことが重要です。
  • 自己責任の範囲: 保証対象外となる作業を行った場合、その後の故障や不具合については自己責任となります。自信がない場合は、メーカーのサポートに相談するか、有償の増設サービスを利用することも検討しましょう。

将来的な拡張性も考慮する場合は、保証規定と合わせて、ケース内部の構造や拡張スロットの空き状況なども確認しておくと良いでしょう。

BTOパソコンはこんな人におすすめ!

メリット・デメリットを踏まえた上で、BTOパソコンは特に以下のような方におすすめです。

特定の用途(ゲーム、動画編集など)に合わせたPCが欲しい人

  • ゲーミングPC: 最新のゲームを高画質・高フレームレートで楽しむためには、高性能なグラフィックボードやCPUが不可欠です。BTOなら、予算に合わせて最適なゲーミング性能を持つPCを構築できます。
  • クリエイターPC: 動画編集やCG制作、DTM(デスクトップミュージック)など、負荷の高い作業を行うには、大容量メモリや高速なCPU、高性能なグラフィックボード、大容量ストレージなどが求められます。BTOなら、これらの要求スペックを満たす構成を効率的に実現できます。
  • その他特定の用途: 特定のソフトウェアを快適に動作させたい、複数のモニターを使いたいなど、既製品では満たしにくいニッチな要求にも、BTOパソコンなら柔軟に対応できます。

コストパフォーマンスを重視する人

  • 無駄なく最適なスペックを: 同じ予算であれば、メーカー製PCよりも高性能なパーツ構成を実現できる可能性が高いです。不要な機能やソフトを削り、必要な部分にお金をかけることで、コストパフォーマンスを最大化できます。
  • セールやキャンペーンの活用: BTOメーカーは定期的にセールやキャンペーンを実施しています。タイミングが合えば、さらにお得に高性能なPCを手に入れることができます。

PCの組み立ては苦手だけど、スペックにはこだわりたい人

  • 手軽にハイスペックPCを: 自作PCのような組み立ての手間やリスクなしに、自分好みのスペックのPCを手に入れることができます。パーツの知識が多少あれば、より満足度の高いカスタマイズが可能です。
  • 安心のサポート: 組み立て後の動作保証や、トラブル時のサポートが受けられるため、PCの知識にあまり自信がない方でも安心して利用できます。

メーカー製PCでは満足できない人

  • デザインや拡張性: メーカー製PCのデザインや、拡張性の低さに不満がある方にとって、豊富なケースデザインや拡張性の高いパーツを選べるBTOパソコンは魅力的な選択肢です。
  • プリインストールソフトが不要な人: OS以外の余計なソフトが入っていない、クリーンな状態のPCを求めている方にもおすすめです。

BTOパソコンの選び方:失敗しないためのポイント

BTOパソコンは選択肢が豊富だからこそ、選び方を間違えると後悔してしまうこともあります。失敗しないためのポイントを押さえておきましょう。

用途を明確にする(ゲーム、仕事、普段使いなど)

まず最も重要なのは、そのパソコンで何をしたいのか、主な用途を明確にすることです。用途によって必要なスペックが大きく異なります。

  • 普段使い(Web閲覧、メール、Officeソフトなど): 高いスペックは不要です。比較的安価なモデルでも十分快適に使えます。CPUはCore i3やRyzen 3、メモリは8GB程度が目安です。
  • 仕事用(プログラミング、複数ソフトの同時利用など): ある程度の処理能力と安定性が求められます。CPUはCore i5やRyzen 5以上、メモリは16GB以上あると快適でしょう。
  • ゲーム: プレイしたいゲームの推奨スペックを確認することが重要です。高性能なCPU(Core i5/Ryzen 5以上)とグラフィックボード(GeForce RTXシリーズやRadeon RXシリーズなど)が必須です。メモリは16GB以上、高速なSSDも推奨されます。
  • 動画編集・クリエイティブ: 高いCPU性能(Core i7/Ryzen 7以上)、大容量メモリ(16GB~32GB以上)、高性能なグラフィックボード、高速・大容量なストレージ(SSD+HDDなど)が求められます。

用途を具体的にすることで、どのパーツに重点を置くべきかが見えてきます。

主要パーツ(CPU、メモリ、グラフィックボード、ストレージ)の選び方

用途が決まったら、それに合わせて主要なパーツを選んでいきます。

  • CPU(Central Processing Unit): パソコンの頭脳にあたるパーツ。処理速度に直結します。Intel社の「Core iシリーズ」やAMD社の「Ryzenシリーズ」が主流です。数字が大きいほど高性能になります(例: Core i3 < i5 < i7 < i9)。用途に合わせて選びましょう。
  • メモリ(RAM): 作業スペースの広さに例えられます。容量が大きいほど、複数のソフトを同時に起動したり、重い処理を行ったりする際に快適になります。普段使いなら8GB、ゲームや一般的な作業なら16GB、動画編集など重い作業なら32GB以上が目安です。
  • グラフィックボード(GPU): 映像処理を担当するパーツ。特に3Dゲームや動画編集、CADなどでは性能が重要になります。NVIDIA社の「GeForceシリーズ」やAMD社の「Radeonシリーズ」が有名です。高性能なものほど高価になりますが、ゲーム目的なら妥協したくないパーツです。Web閲覧やOfficeソフトがメインなら、CPU内蔵グラフィックスでも十分な場合があります。
  • ストレージ: データを保存する場所。HDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッドステートドライブ)があります。
    • SSD: 読み書き速度が非常に速く、OSやアプリケーションの起動が高速になります。価格はHDDより高めですが、快適性を求めるならOSのインストール先として必須と言えます。容量は256GB~1TB程度が主流です。
    • HDD: 大容量のデータを安価に保存できます。写真や動画など、容量の大きなデータの保存先としてSSDと併用するのがおすすめです。容量は1TB~数TBが一般的です。

これらのパーツのバランスを考えて選ぶことが重要です。どれか一つだけ突出していても、他のパーツがボトルネックとなり性能を発揮できない場合があります。

BTOメーカー(ショップ)の選び方と比較ポイント

BTOパソコンを販売しているメーカー(ショップ)は数多く存在します。それぞれに特徴があるので、比較検討して自分に合ったメーカーを選びましょう。

  • カスタマイズの自由度: 選べるパーツの種類や組み合わせの自由度を確認しましょう。細かくこだわりたい場合は、自由度の高いメーカーがおすすめです。
  • 価格: 同じような構成でもメーカーによって価格が異なる場合があります。複数のメーカーで見積もりを取って比較しましょう。ただし、安さだけではなく、パーツの品質や保証内容も考慮することが大切です。
  • 納期: 急いでいる場合は、納期が短いメーカーや即納モデルがあるかを確認しましょう。
  • 保証・サポート体制: 保証期間の長さ、サポート窓口の対応時間や質(電話、メール、チャットなど)、修理拠点の有無などを確認しましょう。初心者の方は特にサポート体制が充実しているメーカーを選ぶと安心です。
  • 評判・口コミ: 実際に利用した人のレビューや評判を参考にしましょう。https://www.google.com/search?q=%E4%BE%A1%E6%A0%BC.comやSNS、ブログなどで情報収集が可能です。ただし、個人の感想である点には注意が必要です。
  • 得意分野: ゲーミングPCに強いメーカー、クリエイター向けPCに力を入れているメーカー、コスパ重視のメーカーなど、各社に得意分野があります。自分の用途に合ったメーカーを選ぶのも良いでしょう。

保証・サポート体制の確認

前述の通り、保証とサポートは安心してPCを使い続けるために非常に重要です。

  • 標準保証期間: 通常は1年保証が多いですが、メーカーによっては2年や3年の保証を標準としている場合もあります。
  • 延長保証: オプションで保証期間を延長できるか確認しましょう。長期間使う予定なら検討する価値があります。
  • サポート内容: 電話サポートの有無や受付時間、メール対応の速さ、FAQの充実度などを確認します。有償の訪問サポートや、PCを送付しての修理サービスの内容もチェックしておきましょう。
  • 保証規定の詳細: ケースを開封した場合の保証、パーツ増設時の保証など、細かい規定を事前に確認しておくと、後々のトラブルを防げます。

カスタマイズ項目とオプションの確認

主要パーツ以外にも、カスタマイズできる項目やオプションがあります。

  • PCケース: デザイン、サイズ、冷却性能、静音性、拡張性などを考慮して選びましょう。設置場所や将来的なパーツ増設の可能性も考えて選びます。
  • 電源ユニット: PC全体に電力を供給する重要なパーツ。パーツ構成に見合った容量と、品質(変換効率を示す「80PLUS認証」などが目安)を確認しましょう。安定動作のためには、少し余裕を持った容量を選ぶのがおすすめです。
  • 冷却ファン: CPUクーラーやケースファン。高性能なPCは発熱も大きくなるため、冷却性能の高いファンを選ぶと安定動作につながります。静音性を重視する場合は、静音タイプのファンを選ぶこともできます。
  • OS: Windowsのバージョン(Home/Pro)などを選択します。
  • オフィスソフト: Microsoft Officeなどの有無を選択できます。
  • 周辺機器: モニター、キーボード、マウスなどをセットで購入できる場合もあります。

これらの項目も自分の使い方や好みに合わせて、必要に応じてカスタマイズしましょう。

おすすめのBTOパソコンメーカー

数あるBTOパソコンメーカーの中から、特におすすめのメーカーをいくつかご紹介します。それぞれ特徴や強みが異なるため、自分の重視するポイントに合わせて比較検討してみてください。

マウスコンピューター (mouse)

  • 特徴: 国内生産による品質の高さと、24時間365日の電話サポートが魅力。ノートパソコンからデスクトップ、ゲーミングPC(G-Tuneブランド)、クリエイター向けPC(DAIVブランド)まで、非常に幅広いラインナップを揃えています。CMなどでの知名度も高く、初心者でも選びやすい安心感があります。
  • おすすめポイント: 初めてBTOパソコンを購入する方、サポート体制を重視する方、ビジネス用途での利用を考えている方。
  • 補足説明: 長野県飯山市の工場で生産されており、「Made in Japan」の信頼性があります。G-Tuneは多くのプロゲーマーにも支持されており、DAIVはプロクリエイターの要求に応える高性能モデルを展開しています。

パソコン工房 (iiyama)

  • 特徴: 全国に実店舗「パソコン工房」を展開しており、購入前の相談や購入後のサポートを受けやすいのが強み。自社ブランド「iiyama」のモニターも有名です。コストパフォーマンスに優れたモデルが多く、特にゲーミングPCブランド「LEVEL∞(レベルインフィニティ)」が人気です。
  • おすすめポイント: 実機を見て相談したい方、コストパフォーマンスを重視する方、ゲーミングPCを探している方。
  • 補足説明: 店舗ではPCの展示だけでなく、修理やアップグレードの相談も可能です。LEVEL∞は、プロゲーミングチームとのコラボモデルや、特定のゲーム推奨モデルなども展開しています。

ドスパラ (GALLERIA)

  • 特徴: 高性能なゲーミングPCブランド「GALLERIA(ガレリア)」で絶大な人気を誇ります。最短当日出荷(構成による)という納期の早さも大きな魅力。全国に店舗「ドスパラ」があり、専門知識豊富なスタッフに相談できます。
  • おすすめポイント: 高性能なゲーミングPCを求める方、できるだけ早くパソコンを手に入れたい方。
  • 補足説明: eスポーツイベントへの協賛やプロチームへの機材提供など、ゲーミング分野に力を入れています。GALLERIAは、冷却性能やデザイン性の高さも評価されています。

TSUKUMO (ツクモ) (eXcomputer, G-GEAR)

  • 特徴: 秋葉原で創業した老舗のPCパーツショップが母体となっており、パーツに関する知識とこだわりが深いメーカーです。高品質なパーツを厳選して使用しており、信頼性の高いPCを提供しています。標準ブランド「eXcomputer」とゲーミングブランド「G-GEAR(ジーギア)」を展開。
  • おすすめポイント: PCパーツにこだわりたい方、品質や信頼性を重視する方、自作経験者。
  • 補足説明: 長年のパーツ販売で培ったノウハウを活かし、安定動作や耐久性に配慮した構成が特徴です。G-GEARは、派手さよりも質実剛健な作りが評価されています。

フロンティア (FRONTIER)

  • 特徴: ヤマダ電機グループのBTOメーカーで、セールを頻繁に開催しているため、タイミングが合えば非常にお得に購入できます。コストパフォーマンスに優れたモデルが多く、デザイン性の高いケースを選べるモデルもあります。
  • おすすめポイント: とにかく安く購入したい方、セール情報をこまめにチェックできる方、デザインにもこだわりたい方。
  • 補足説明: 大手家電量販店グループならではの安心感があります。セールは週末や月末、季節の変わり目などに行われることが多いので、公式サイトのチェックが欠かせません。

サイコム (Sycom)

  • 特徴: 静音性と冷却性能に強いこだわりを持つメーカーです。高品質なパーツを厳選し、一つ一つ丁寧に組み立てられています。特に、CPUとグラフィックボードの両方を水冷化した「デュアル水冷モデル」など、独自の高冷却ソリューションは他社にはない魅力です。
  • おすすめポイント: PCの動作音をできるだけ抑えたい方、冷却性能を重視する方、高品質・高耐久なPCを求める方。
  • 補足説明: 大量生産ではなく、品質を重視した丁寧なモノづくりが特徴です。パーツの選択肢も豊富で、こだわりの構成を実現できます。納期はやや長めになる傾向があります。

SEVEN (セブン)

  • 特徴: カスタマイズの自由度が非常に高く、選択できるパーツの種類が豊富なのが特徴です。比較的安価なモデルからハイエンドまで幅広く対応しており、予算に合わせて細かく構成を調整できます。
  • おすすめポイント: 予算内で最大限の性能を引き出したい方、特定のパーツにこだわりがある方、細かくカスタマイズを楽しみたい方。
  • 補足説明: Webサイトの見積もりシミュレーションが分かりやすく、初心者でもカスタマイズしやすいのが魅力です。マニアックなパーツの取り扱いもあり、自作に近い感覚で構成を選べます。

STORM (ストーム)

  • 特徴: ハイエンドな構成を得意とするメーカーです。特に冷却性能に力を入れており、高性能なCPUクーラーや水冷クーラーを標準搭載するモデルが多いのが特徴。デザイン性の高いPCケースも積極的に採用しています。
  • おすすめポイント: 最高のパフォーマンスを求めるヘビーゲーマーやクリエイター、PCの冷却性能やデザインにこだわりたい方。
  • 補足説明: 高負荷な作業でも安定した動作を実現するための工夫が随所に見られます。価格帯は比較的高めになりますが、その分、高品質なパーツと優れた冷却性能が期待できます。

まとめ:BTOパソコンで快適なPCライフを手に入れよう

BTOパソコンは、自分の使い方や予算に合わせてパーツを自由にカスタマイズでき、コストパフォーマンスにも優れた選択肢です。組み立ての手間がなく、メーカー保証も受けられるため、PC初心者からこだわり派のユーザーまで、幅広い層におすすめできます。

もちろん、納期がかかる、パーツ選択肢に制限があるなどのデメリットもありますが、それらを理解した上で、自分の用途を明確にし、各パーツやBTOメーカーを慎重に比較検討すれば、きっと満足のいく一台が見つかるはずです。

この記事を参考に、ぜひあなただけの最適なBTOパソコンを見つけて、快適なPCライフを実現してください。

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